Pips（ ピップス ）とPipettes（ ピペット ）は、トレーダーがよく使う用語です。以下はその意味です。
PIPとはPercentage In Pointの頭文字をとったものです。通貨ペアの価値がどれだけ変化したかを測る手段です。
以前は、pipとは通貨ペアの価格のわずかな変化のことだと言われていましたが、その後、pipetteという新しい用語が使われるようになりました。
混乱を避けるため、Pipは通貨ペアの気配値（JPYペアを除く）の小数点第4位を表す略語です。
それでは、例を見てみましょう。
EURUSDが1.1500から1.1520になったとして、何pips発生しますか？
EURUSDの動きが何pipsであるかを把握するには、20pipsの差しか見ません。前述の通り、Pip は小数点第4位です。この例では、差は20pipsです。
別の通貨ペア、GBPUSDを例にとって考えてみましょう。別の通貨、GBPUSDで別の例を考えてみましょう。
GBPUSDは1.3200から下落して1.3160で取引されています。したがって、この例では、GBPUSDは40pips下落していると言うことができます。すべての通貨ペアが小数点以下4桁ではないことに注意することが重要です。
通貨ペア対日本円（JPY）には小数点以下が2つしかないことから、Pipを小数点以下第2位と表記します。
次の例を考えてみましょう:
USDJPYは128.50で取引され、128.65まで上昇しました。GBPJPYの167.45から167.00への動きは、45pipの損失です。PIPとは何かを理解した後、Pipetteとは何かを考えてみましょう。
何年もの間、4進数（JPYペアは2進数）のみを使用してきた後、5進数であるPipette が導入されました。多くのブローカーは5番目の小数を使用しています（3つの小数を使用するJPYを除く）が、このPipetteは通常、より小さな数字で表示されます。Pipettes は端数Pip、または1Pipの1/10の価値と呼ばれることが最も一般的です。
変な言い方ですが、Pipette は日常会話ではあまり使われません。しかし、次の例を考えてみましょう： EURUSDは1.11505から1.11513の間で取引されています。したがって、EURUSDは8 Pipettes 上昇したことになりますが、ほとんどのトレーダーは1 Pip以下の変化には無頓着であったため、トレーダーは一般的に0.8 Pipと呼ぶことを好みます。
次の例は、GPUSDが1.32507から1.32403に減少しています。すると、GBPUSDは204Pipettes、20.4Pips減少したことがわかります。
続いて、JPYペアの例を考えてみましょう。
GBPJPYは167,503から167,758に上昇しました。つまり、GBPJPYは255 pipettes または 25.5 pips上昇したことになります。分かりやすいでしょう？
というわけで、このことを覚えておいてください。pipは通貨ペアの値動きを表す単位で、JPYを除くほとんどの通貨ペアでは小数点以下第4位となり、小数点以下第2位となります。
端数pipsとも呼ばれる1Pipetteは1/10pipで、ほとんどの通貨ペアでは小数点第5位ですが、JPYペアでは小数点第3位です。
