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USD/CNHは反発、UOBが弱気スタンスを軟化 6.7040~6.7290のレンジ推移に注目

by VT Markets
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Sep 12, 2026

USD/CNHは6.7043まで下落した後、6.7153へ反発し、これまで想定されていた「6.7030~6.7100に収まる」との見立てを覆した。上昇はなお続く可能性があるものの、日中の上値は6.7200近辺で抵抗に遭う見方で、下値支持は6.7085が意識されている。

UOBの従来の「米ドル弱気」見通しは、下向きのモメンタムが鈍化するなかで後退している。スポットが6.7070だった9月7日付のアップデートでは、「6.7000を明確に割り込み、定着すれば6.6900方向への下落余地が開ける」と指摘していた。その後6.7153まで急伸したことで、抵抗線の6.7160自体はなお維持されているが、上向きの勢いが醸成されつつあり、今後1~3週間は6.7040~6.7290のレンジ内で、緩やかな上昇基調(じり高)が見込まれる。

見通しの転換とトレーディング戦略

USD/CNHの見通しは、下方向の勢いが概ね失われたことを踏まえ、ネガティブ(弱気)から緩やかな反発を想定するスタンスへ転換した。直近で6.7153まで切り返したことから、デリバティブ取引では強気なショート偏重の戦略からの見直しを推奨する。今後1~3週間は、6.7040~6.7290の明確なレンジでの推移を想定する。

この環境変化を踏まえ、想定レンジ内でのレンジ戦略(アイアン・コンドル、あるいはショート・ストラドル等)の検討が有効となる。6.7040のサポート近辺で押し目買いを行い、6.7200~6.7290のレジスタンスゾーンで利益確定を狙う方針は実務的だ。こうした慎重なアプローチは、足元の持ち合い局面に整合的であり、急なブレイクアウトで不利な方向に取り残されるリスクを抑えやすい。

マクロ環境の下支えと重要水準

USD/CNHの緩やかな回復は、中国の最近の鉱工業生産や小売売上高など、成長はなお緩慢ながらも安定化を示唆するマクロ指標に下支えされている。加えて、過去の推移では、心理的節目である6.7000を試しつつ下抜けに失敗した局面で、テクニカル要因によるショートカバーの反発が生じやすい。今後は米連邦準備制度理事会(FRB)の政策声明や、中国人民銀行(PBOC)の流動性供給動向を注視したい。想定外の方向性の乖離が生じれば、6.7290の上限方向へ短期的に押し上げる可能性がある。

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