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米消費者信頼感、過去最低水準に迫る 家計のインフレ不安よそにS&P500は底堅く推移

by VT Markets
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Oct 26, 2026

ミシガン大学の10月の消費者信頼感指数(確報値)は48となり、9月を0.1ポイント下回って、74年の統計史上で2番目の低水準となった。今年は、5月の44.8を含め、調査結果として特に弱い水準が5回記録されている。10月の速報値では現況指数は44.7だったが、確報値では46.7へ上方修正され、最も低い現況指数は5月の45.8となった。向こう1年のインフレ期待は4.7%と、2月の3.4%から上昇している。

一方で、S&P500種株価指数は10月6日に史上最高値で引け、その水準からは約2%下の位置にある。同指数は5月29日も過去最高値で引けているが、こうした「株価は高値圏、センチメントは低迷」という乖離の背景として、株式保有の偏在が挙げられる。FRB(米連邦準備制度理事会)の分配勘定によれば、株式の86%は最富裕層10%に配分され、所得下位50%の取り分は2%にとどまる。

市場の過去データとセンチメントの力学

銀行の長期データセットを通じて示された市場史では、1970年代以降に確認されたセンチメントの「底」9回の後、S&P500はその後12カ月で平均24.1%上昇した。一方、「天井」10回の後の平均上昇率は4.8%だった。過去の底局面は、指数が最高値比で9%〜44%下にある局面と重なることが多く、平均では24%下落していた。これに対し、5月時点の最高値比の乖離はゼロだった。

足元のムード悪化は、雇用よりも物価や借入コストへの意識と結びついている。新規失業保険申請件数は19.4万件、アトランタ連銀のモデルは第3四半期の成長率を3.6%と追跡し、S&Pグローバルの速報コンポジットPMIは57.6(9月は58.4)だった。9月の雇用者数は2.9万人増。耐久財の購入意欲を示す指標は1カ月で18%低下した。

セクター動向とテクニカル水準

セクターの動きも重要だ。2026年の年初来ではエネルギーが51%高、テクノロジーが27%高、一般消費財(Consumer Discretionary)は3.7%安。5月29日以降では、指数は1%高、エネルギーは20%高、一般消費財は5%安となっている。言及されたテクニカルの節目としては7,700、7,500、ならびに200日移動平均線が7,300近辺に位置するとされ、次回のセンチメント公表は11月6日に予定されている。

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