原油市場は不安定な展開が続き、ブレントは103ドルから105ドル台へ戻すなか、欧州金利はエネルギー相場の動きに追随した。英国10年国債(ギルト)利回りは、先週付けた約5.43%の19年ぶり高水準から5.42%へ小幅低下。独10年国債(ブント)は3.46%、仏10年国債(OAT)は4.85%となり、OAT-ブント・スプレッドは137bpと変わらずだった。米国はディーゼルに関する制裁を4月まで停止する方向に動き、ロシアの輸出禁止措置の一部緩和と軌を一にした。提案されているスケジュールは当初30万トン、11月に50万トン、その後100万トンで、ウクライナが製油所攻撃を停止することが条件とされる。別途、Kplerによれば日曜日にホルムズ海峡を通過した可視化されたコモディティ輸送はゼロで、1週間前の31件から急減した。報道では、土曜日以降にタンカー3隻が機雷被害を受けたとも伝えられたほか、空港への攻撃で12人が死亡、309人が負傷した。
欧州および米国の経済・政策動向
ユーロ圏債券は、火曜日に予定されるフランスの2027年度予算をめぐる議論を前に、財政リスクを反映した上乗せ(フィスカル・プレミアム)が維持された。歳入部分はすでに委員会で否決されている。英国では、財政研究所(IFS)が財源不足を350億ポンドと試算し、S&Pは格付け「AA」を据え置き、見通しは「安定的」とした。米国の通商面では、インフィニオンがAIサーバー向け電源部品に関連する「セクション337」に基づく輸入申立てで名指しされた。自動車分野では、EUが初年度35万台、以降年6%増のハイブリッド型クオータを協議しており、2025年の輸入見込み約30.2万台と対比される。
主要経済指標の発表
発表されたデータは、デンマークの消費者物価指数(CPI)が前月比0.0%、前年比2.2%、オランダの貿易黒字が83億ユーロ、スイスの当座預金(視中預金)が4,564億スイスフラン、韓国の10月1~10日輸出が前年比+102.0%(輸入は同+65.5%)など。
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