オーストラリア統計局(ABS)によると、豪8月の消費者物価指数(CPI)は前年比4.0%上昇となり、7月の3.5%から伸びが加速した。市場予想(4.0%)と一致した。前月比ではCPIが0.4%上昇し、前回の1.0%上昇から減速したものの、こちらもコンセンサス通りだった。コア指標の一つであるトリム平均CPIは前月比0.2%上昇、前年比では3.6%上昇となった。
豪ドルの反応
為替市場では、指標発表後に豪ドルが下落し、AUD/USDは日中で0.25%安の0.6970となった。
インフレの概念と金融政策への含意
今回の統計は、金融政策分析で用いられる標準的なインフレ概念と合わせて解釈される。総合指数(ヘッドライン)は家計の代表的なバスケットの変化を追跡し、コア指標は食品や燃料など変動の大きい品目を除外する手法が一般的だ。中央銀行はしばしば2%前後のインフレ率を目標に掲げ、そこからの乖離は政策金利の調整に影響し、ひいては通貨や金価格の値動きにも波及し得る。
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