南アフリカ・ランドは今月、CEEMEA通貨の中で首位となり、対米ドルのスポットで約2.4%上昇し、トータルリターンは2.7%を記録した。USD/ZARは16.00を下回る水準まで1%以内に迫っており、これは2月初旬以来の水準である。同通貨は引き続きリスクプロキシーとして取引されている。
金価格とFRB政策が下支え
下支え要因としては、金価格の堅調化に加え、最新の米NFP(非農業部門雇用者数)およびCPI(消費者物価指数)発表後に、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策見通しを織り込む市場の姿勢がハト派寄りにシフトしたことが挙げられる。
海外勢の国債流入が加速
南アフリカ国債への資金流入もキャリー取引の追い風となっている。8月第1週には、海外投資家の買い越し(ネット購入)がZAR231億に達し、週次としては1月以来の最大流入となった。
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