ハンガリー中銀(NBH)、為替安定と世界的圧力の中で緩和継続へ
INGは、ハンガリー国立銀行(NBH)が政策金利を25bp引き下げて5.75%とし、6月に再開した利下げ局面を継続すると見込む。7月と8月にも追加措置を示唆しており、新たな予測は9月に公表される見通しで、その際にNBHが次の一手を再評価するとINGはみている。6月のインフレ率は中銀見通しを下回り、総裁はEUR/HUFが355~360近辺にあることを「安定的」と表現。為替や金利が世界的な圧力にさらされる中でも、従来のスタンスを維持していることを示唆した。
市場の反応、見通し、資産パフォーマンス
HUF建て資産の売りは「4月の総選挙以降で最大」とも評されるが、INGは、ファンダメンタルズ悪化ではなくポジション調整による動きと位置づける。市場は直近会合を含めて75bp超の利下げを織り込み、ターミナルレートは4.75~5.00%のレンジとしている。INGは政策金利を年内5.00%、2028年に4.00%と予想し、世界市場が安定化すれば売り圧力は後退し得ると指摘。ハンガリー資産は中東欧(CEE)域内および新興国全体の中でも相対的に出遅れており、市場は想定される利下げの相当部分をすでに織り込んでいる。
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