インドの金価格は月曜日、概ね横ばいとなった。FXStreetが集計したデータによると、金は1グラム当たりINR 12,475.40と、金曜日のINR 12,463.91から小幅な変動にとどまった。また、1トラ当たりではINR 145,510.50と、前回のINR 145,376.60に対してほぼ同水準だった。参考価格では、10グラム当たりINR 124,753.90、1トロイオンス当たりINR 388,037.30と算出されている。
FXStreetは、国際価格をUSD/INRで換算し、インドの計量単位に調整することで現地の金価格を算出しており、日次更新は記事掲載時点の水準に基づく。現地市場の実勢レートは異なる可能性がある。市場全体では、中央銀行が引き続き最大の保有主体であり、世界金協会(WGC)によれば、2022年に約700億ドル相当の金1,136トンを追加し、年間購入量として過去最高を記録した。金は通常、米ドルおよび米国債と逆相関を示し、リスク資産と逆方向に動く場合もある。方向性を左右する要因としては、金利、XAU/USDの値動き、地政学的ショックや景気後退に関連したショックなどが挙げられる。
短期戦略とブレイクアウト取引の機会
デリバティブ取引を行う投資家は、1グラム当たりINR 12,475近辺で進む足元の金価格の持ち合いに注目し、ブレイクアウトの機会を探ることを推奨する。この短期的な価格安定を踏まえると、アイアン・コンドルのようなレンジ相場向けのオプション戦略を組成することで、今後2週間にわたり安定的なプレミアム獲得が期待できる。ただし、現地価格が主要レジスタンスを上抜けた場合には、速やかにロングのコールオプションへ戦略転換できるよう備えておく必要がある。
中央銀行の買いと中長期見通し
今後数週間に対する基調としての強気見通しは、継続的な機関投資家需要によって強く裏付けられており、インド準備銀行(RBI)も金準備の積み増しを積極化させている。直近の市場データによれば、RBIは今年上半期に金準備を18メトリックトン超増加させ、保有総量は840トンを上回った。新興国中央銀行によるこの一貫した買いは、価格の下支え要因となり、現時点では長期のプットオプション買いの妙味を薄れさせている。
併せて、米ドル指数(DXY)と今後の中央銀行関係者の発言も注視したい。金とドルの逆相関は依然として強く機能しているためだ。2026年第3四半期に世界の金利がさらに低下基調となれば、利回りのない資産を保有する機会費用が低下し、大幅な上昇相場を誘発する可能性が高い。このシナリオでは、8月下旬満期のややアウト・オブ・ザ・マネーのコールオプションを買う戦略が、個人投資家にとってリスク・リワードの観点で有利になり得る。
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