コロンビアの全国失業率は5月に8.0%へ低下し、前回の8.8%から改善した。前月比で労働市場がより堅調になったことを示唆する。
最新の数値により、失業率は前月から0.8ポイント低下した。雇用、労働参加率、業種別動向に関する追加の内訳は示されていない。
Strengthening Domestic Economy And Implications For Policy
コロンビアの全国失業率が5月に8.0%まで低下したことは、国内景気の持ち直しが鮮明になったシグナルとみる。改善は、個人消費の需要増と経済活動の拡大を示唆する。この前向きなデータを踏まえ、今後数週間のポジションを再検討する必要がある。
堅調な労働市場データは、インフレへの対応を求める形でコロンビア中央銀行(Banco de la República)に圧力をかける可能性がある。DANE(国家統計局)の最新統計では、前年比インフレ率は3.4%で横ばいとなっており、中銀の目標レンジである3%をやや上回っている。市場ではよりタカ派的なスタンスが意識され始め、短期金利の上昇に賭けるデリバティブが魅力的な選択肢になると考える。
Impact On Currency And Equities Markets
この結果、コロンビア・ペソは対米ドルで上昇(ペソ高)しやすいと見込む。堅調な景気と利上げ観測の組み合わせが、現地通貨の投資魅力を高めるためだ。USD/COP先物のショートを検討しており、7月にかけて3,850水準への動きを目標とする。
雇用環境の改善は、コロンビア株式にとってもファンダメンタルズ面で強気材料となる。消費の拡大はMSCI COLCAP指数構成企業に直接追い風となり、同指数は年初来ですでに7%超上昇している。こうした良好な経済モメンタムを背景とする上昇局面にレバレッジを効かせて対応するため、同指数のコールオプション買いを検討している。
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