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インドの金価格、ルピー換算の影響で国内相場が上昇 FRB利下げ観測と中銀の買いが追い風

by VT Markets
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Jun 18, 2026

FXStreetの集計によると、インドの金価格は木曜日に上昇した。金価格は1グラム当たり1万3161.69インドルピーと、水曜日の1万2985.20インドルピーから上昇。一方、1トラ(tola)当たりは15万3515.30インドルピーと、前日の15万1456.80インドルピーから上昇した。FXStreetはまた、10グラム当たり13万1617.00インドルピー、トロイオンス当たり40万9378.80インドルピーとも算出した。

データは、国際的な金価格をUSD/INRで換算し、現地単位に変換したもの。公表時点の市場レートに基づき日次で更新され、現地の実勢相場は異なる可能性があるため参考値として提示されている。別途、本文で引用されたワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)のデータによれば、中央銀行は2022年に約700億ドル相当の1136トンの金を外貨準備に追加しており、統計開始以来で年間購入量が過去最高となった。

現行の金高(ラリー)を動かす要因

足元の金価格上昇は一時的な急騰ではなく、上昇トレンドの強まりを示すシグナルとみている。金は不安定な局面で想定どおり「安全資産」として機能している。デリバティブ取引参加者は、今後数週間の一段高に向けたポジショニング機会を探るべきだろう。

主要因の一つは米ドル安だ。DXY(ドル指数)は最近、104を下回る水準に沈んだ。CMEグループのFedWatchツールによれば、市場は2026年末までに米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げする確率を50%超と織り込みつつある。金利低下は利息を生まない地金の保有に伴う機会費用を下げ、保有妙味を高める。

さらに、インフレは根強い課題として残っている。2026年5月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.2%と、予想をわずかに上回った。インフレヘッジとしての金の役割が大きな資金流入を呼び込んでいる状況だ。こうした環境は、先物のロングやコールオプションの購入が、このモメンタムを取り込む上で妥当な戦略となり得ることを示唆する。

中央銀行需要と取引戦略

中央銀行による膨大かつ安定的な需要にも注目している。これは価格の下値を支える強固な「フロア」を形成している。WGCの2026年1-3月期(第1四半期)報告では、中央銀行が外貨準備にさらに290トンを追加したことが確認された。とりわけ新興国を中心とする機関投資家層の買いは、資産としての金への長期的なコミットメントを示している。

これらの要因を踏まえると、ボラティリティは高止まりし、オプション市場での機会が続くとみる。上昇基調が続いた場合に大きなリターンを狙いつつリスクを限定できる戦略として、金先物のアウト・オブ・ザ・マネー(OTM)コールの買いを選好している。この手法により、上昇局面への参加と損失上限の設定を両立できる。

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