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アジア株はまちまち、ホルムズ再開協議進展 韓国はAI半導体で上昇、日本は高値更新後に反落

by VT Markets
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May 26, 2026

アジア株は火曜日、ホルムズ海峡の再開に向けた進展の兆しを市場が見極める中で、まちまちとなった。仲介国は、全面的な通航回復に向けた合意が近いとした。これに先立ち月曜日には、米軍がイラン南部で自衛権に基づく攻撃を実施。米中央軍(CENTCOM)の報道官によれば、ミサイル発射拠点や、機雷敷設を試みたイラン艦艇を攻撃したという。ホワイトハウスは、停戦下で自制を保ちつつ部隊防護のために行動したと強調。ドナルド・トランプ米大統領は、紛争終結と水路再開に向けた協議が順調に進んでいると述べた。

韓国の総合株価指数(KOSPI)は3.19%高の8,100近辺と、史上最高値の8,131を付けた後に伸びを一服。AI関連の半導体銘柄は、業績期待と高帯域幅メモリー(HBM)需要に支えられた。日本の日経平均株価は0.4%安の64,900前後、TOPIXは0.11%高の3,950前後。月曜日に65,000を上回った急伸後で、ハイテク株が反落した。香港のハンセン指数は0.45%高の25,700超。金融や電子技術が主導し、中芯国際(SMIC)が9.1%高、レノボが10.7%高となった一方、小米(シャオミ)は空売り増加を背景に上値が重かった。

地政学動向と市場ボラティリティ

ホルムズ海峡再開に向けた外交面の進展を受け、地政学リスクは低下し、今後数週間で市場の落ち着きにつながる可能性がある。これはインプライド・ボラティリティの低下を示唆し、オプション売りを検討する好機となり得る。市場の警戒が後退する局面では、アジアの主要株価指数を対象にアウト・オブ・ザ・マネー(OTM)のプット・スプレッドを売却し、プレミアム獲得を狙う戦略が有効とみる。

AI向け半導体需要に押し上げられた韓国KOSPIの過去最高を更新する上昇は、無視できない強いトレンドだ。サムスン電子やSKハイニックスなど半導体主力への一段の上値追随として、コールオプションの購入で上昇局面へのエクスポージャーを高めたい。最近の業界データもこの見方を補強しており、ガートナーなどの予測では、世界のAI半導体売上高は2028年まで年率15%超で増加する見通しとされ、中長期需要の強さを裏付ける。

日本・香港における戦略的ポジショニング

日本の日経平均は史上最高値更新後に足踏みしており、典型的な利益確定の動きで、短期的な調整を示唆する。既存の利益を守る観点から、日経225先物・指数を対象にプロテクティブ・プットの購入を検討したい。過去の経験則では、こうした重要な節目到達後に3~5%程度の短期調整を挟み、その後に中長期の上昇トレンドへ回帰するケースは少なくない。

香港市場では、強いテック銘柄と、空売り比率が過去最高水準に達した小米など弱含み銘柄の二極化が鮮明だ。ここでは、レノボのようにモメンタムのある銘柄をロングとしつつ、小米のプットを買うペアトレードが成立しやすい。金融アナリティクス各社のデータによれば、小米のショート・インタレストは足元でフリーフロートの8%超へ上昇しており、EV領域での競争激化に対する警戒を裏付けている。

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