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コメルツ銀行のゴーシュ氏:トルコが利上げを回避し介入で対応する中、ドル/トルコリラは年末までに55に達する可能性

by VT Markets
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Apr 23, 2026

コメルツ銀行によると、トルコ中銀は政策を据え置き、利上げではなく外貨介入と場当たり的な流動性引き締めに依存した。同行は、この判断は会合後、中銀が「基礎的な経済状況(景気や物価、貿易収支などを左右する土台)が改善している」と主張し、直近の地政学的な出来事は外的な混乱要因として監視すべきだと説明したことを受けたものだとしている。

同行は、物価上昇率が鈍化する動き(ディスインフレ=インフレ率の低下)が失速し、インフレ予想(市場や家計・企業が見込む将来の物価上昇率)が上昇、外貨準備(中銀が保有する外貨や金などの備え)が減少し、市場の懐疑(当局への不信)が強まっていると指摘した。さらに、コアインフレ(食品・エネルギーなど変動が大きい項目を除いた物価)の上昇圧力が依然強く、金融緩和(利下げや資金供給で金融環境を緩めること)後、経常収支(貿易・サービス収支などを含む対外取引の収支)の改善が反転し始めたと付け加えた。

コメルツ銀行は、リラに再び下押し圧力がかかり、下落ペース(減価=通貨価値の低下)が速まるとみる。4月初め以降の年率換算の下落率は47%だという。

同行は、年末の米ドル/トルコリラ(USD/TRY)を55.0と予想する。市場予想はおおむね52.0前後。

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