USD/SGDは1.2800から1.2700近辺へ反落しており、米ドル安と世界的なリスクセンチメントの変化が相場の方向性を左右している。シンガポールの7月コアインフレは上昇したものの依然として抑制されており、シンガポール金融管理局(MAS)に追加引き締めを迫る圧力は限定的だ。シンガポールドルの名目実効為替レート(NEER)の上昇勾配は4月と7月に連続で引き上げられたが、最新のインフレ指標により、次の調整の緊急性は低下した。
直近の値動きと影響要因
同通貨ペアは昨日、1.2700近辺で底堅く推移し、MASの追加引き締め観測の強まりというより、広範な米ドル動向と世界的なリスク選好に主に左右される見通しだ。
金融政策の見通しと市場予想
基調インフレの勢いは「なおコントロール下にある」とされ、物価圧力が幅広く強まらない限り、MASは10月の次回見直しで政策を据え置く余地があるとみられている。短期的には1.2650〜1.2800のレンジ内でのもみ合いが想定される。
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