中国人民銀行(PBoC)は金曜日の米ドル/人民元(USD/CNY)基準値(中心レート)を6.7787に設定した。前営業日の6.7807から人民元高方向に振れ、ロイター推計の6.7098を大きく上回った。中心レートは当日のオンショア取引の指針となり、為替相場の安定を図るうえで重要な参照点であり続けている。
中国人民銀行の位置付けと使命
PBoCは中華人民共和国の下にある国有組織で、自律的な機関としては扱われていない。使命は物価安定を中核に据え、為替レートを含む価格の安定に加え、景気成長の支援や金融改革の推進も担う。
政策運営と銀行環境
政策運営は、多くの欧米経済よりも幅広い手段に基づく。具体的には、7日物リバースレポ金利、中期貸出ファシリティ(MLF)、為替介入、預金準備率(RRR)などを含み、貸出基礎金利(LPR)が貸出金利、住宅ローン金利、預金金利に波及するベンチマークとして機能する。中国では民間銀行も認められており、2014年に民間資本が全額出資する国内銀行の参入が認められて以降、19行の民間銀行が営業している。
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