要点
- VT Marketsアプリは、世界の市場へのアクセス、口座管理、チャート分析、取引機会の監視を1つのプラットフォームで行える。
- 主な機能は、ウォッチリスト、デモ口座と本番口座(実際の資金)の利用、ワンタップ取引、TradingViewチャート、テクニカル指標(価格データから相場の傾向を読む計算ツール)、市場分析ツール、セキュリティ設定。
- 値動きの確認、経済イベントの把握、アラート設定(通知)、取引管理を効率化できる。
- 経済カレンダー(経済指標・金融イベントの予定表)やTrading Central分析(外部の相場分析レポート)により、調査と取引準備を支援する。
- 二要素認証(2FA。パスワードに加え確認コードを使う仕組み)で口座保護を強化できる。
- 初心者はデモ口座(仮想資金)で練習し、経験者は高度なチャート・分析機能を戦略に活用できる。
VT Marketsアプリは、モバイル上で市場へのアクセス、口座管理、取引ツールをまとめて利用できるよう設計されている。値動きの確認、チャートの見直し、経済イベントの追跡、設定変更まで、外出先でも市場を把握できる。
本ガイドでは、VT Marketsアプリの主要機能と使い方を解説する。
VT Marketsアプリの主な機能
VT Marketsアプリには、市場アクセス、チャート分析、発注、口座管理、セキュリティ機能が用意されている。
主な機能は次のとおり。
| 機能/ツール | できること |
| ウォッチリスト | よく見る銘柄を保存し、まとめて監視 |
| デモ口座 | 仮想資金で取引練習 |
| 本番口座へのアクセス | 口座承認と入金後、実市場で取引 |
| 複数時間足チャート | 時間軸(分足~週足など)を変えて値動きを確認 |
| ワンタップ取引 | 有効化すると少ない操作で発注 |
| TradingViewチャート | 高機能チャートと描画ツールを利用 |
| 経済カレンダー | 重要イベントの予定を確認 |
| Trading Central分析 | 外部提供の相場分析を参照 |
| テクニカル指標 | トレンド(方向性)、勢い、変動の大きさを分析 |
| 口座管理 | プロフィール、入出金、各種設定を管理 |
| 二要素認証(2FA) | 口座保護を強化 |
ウォッチリスト
ウォッチリストは、監視したい市場(銘柄)を保存し、一括で確認する機能。毎回すべての銘柄一覧から探す手間を減らせる。
FX(外国為替)、商品(コモディティ)、株価指数、株式、ETF(上場投資信託)、債券、暗号資産CFD(差金決済取引。現物を保有せず価格差で損益が出る取引)などで使える。初心者は馴染みのある銘柄に絞り、経験者は資産クラスや戦略、取引時間帯で分けて管理するとよい。
例として、主要通貨ペア、金と原油、株式CFDのように分けて作成できる。
VT Marketsアプリでのウォッチリストの使い方
1. VT Marketsアプリを開く。
2. Markets(マーケット)に移動。
3. Watchlist(ウォッチリスト)タブを選ぶ。

4. 追跡したい銘柄を検索。

5. 星アイコンをタップしてウォッチリストに追加。

6. ほかの銘柄も同様に追加。
7. 必要に応じて並べ替え、削除。
8. 価格アラート(指定水準到達で通知)を設定。
デモ口座
デモ口座は、仮想資金で取引を練習するための口座。アプリ操作、発注、チャート確認、戦略の検証を、実資金を使わずに行える。
初心者の学習に加え、経験者が新しい手法を試す用途にも向く。
VT Marketsアプリでデモ口座を使う方法
1. VT Marketsアプリを開く。
2. ログイン、または新規登録。
3. デモ口座を選択(または切替)。

4. プラットフォーム、口座タイプ、通貨を選択し、次へ。

5. チャートまたは取引画面を開く。

6. 取引数量、ストップロス(損失を限定する自動決済価格)、テイクプロフィット(利益確定の自動決済価格)などを設定。

7. 仮想資金で買い/売りのデモ取引を実行。
8. 建玉(保有中のポジション)を監視し、決済や修正を練習。

9. 取引履歴を見直し、操作を確認。
複数時間足分析
時間足(チャートの1本の足が表す時間)によって、見える値動きは変わる。短期は直近の変動、長期は大きな流れ(トレンド)を示しやすい。
複数時間足分析は、異なる時間足を見比べて判断する方法。例として、日足で全体の方向性を確認し、短い時間足でエントリー(新規建て)やイグジット(決済)の候補を探す。
VT Marketsアプリで複数時間足分析を使う方法
1. VT Marketsアプリを開く。
2. 分析したい銘柄を選ぶ。
3. チャート画面を開く。
4. 時間足メニューをタップ。

5. 1分、5分、1時間、4時間、日足、週足などを選ぶ。
6. その時間足での値動きを確認。
7. 別の時間足に切り替え、短期と長期の動きを比較。
8. 必要に応じて指標や描画ツールを使用。

9. 全体の方向性を確認したうえで、取引の実行や管理を判断。
コピートレード
コピートレードは、条件を満たす利用者が、選んだストラテジープロバイダー(取引戦略の提供者)をフォローし、その売買を自動で複製する機能。経験者の運用を観察しつつ市場に参加したい場合に使える。
コピートレード画面では、各プロバイダーの成績、リスク水準、取引履歴、主要指標(成績やリスクを示す数値)を比較できる。目標とリスク許容度(どの程度の損失を受け入れられるか)に合うか判断しやすい。
コピートレードでもリスクはなくならない。成績は変動し、過去の実績は将来を保証しない。コピー中の取引は定期的に確認し、必要に応じて設定を調整する。
VT Marketsアプリでコピートレードを使う方法:
1. VT Marketsアプリを開き、口座をコピートレードに切り替え、Copy Trading(コピートレード)へ移動。

2. プロバイダーを閲覧、または週間の上位20名を確認。

3. 成績、取引履歴、リスク水準を確認し、目的と許容度に合うプロバイダーを選ぶ(下記は例)。



4. 資金を配分し、自動コピーを開始。
5. 成績を定期的に確認し、必要に応じて調整。
コピートレードを詳しく知りたい方はこちら:
ワンタップ取引
ワンタップ取引は、ポジションの新規建てや決済までの手順を減らし、発注を速くする機能。相場が急変している局面で役立つ。
一方で、操作が速い分、事前設定が重要。取引数量、ストップロス、テイクプロフィットなどを確認してから利用したい。初心者は発注に慣れるまで無効のままでもよい。
VT Marketsアプリでワンタップ取引を使う方法
1. VT Marketsアプリを開く。
2. 取引したい銘柄を選ぶ。
3. チャートまたは取引画面を開く。
4. One-Tap Trading(ワンタップ取引)を探す。

5. 設定を確認し、有効化する。
6. 取引数量、ストップロス、テイクプロフィットを設定。

7. 売値・買値を確認(スプレッド=売値と買値の差にも注意)。
8. 設定が取引計画に合っているか確認。
9. 問題なければ発注。
10. 建玉を監視し、必要に応じて修正・決済。
注意:有効化すると発注が速くなるため、誤発注を避けるためにも慎重に扱う。
TradingViewチャート連携
VT MarketsアプリはTradingViewチャートに対応しており、アプリ内で高機能チャートを使える。
TradingViewチャートでは、トレンドの確認、指標の適用、トレンドライン(傾向を示す線)の描画、サポート/レジスタンス(下値支持・上値抵抗)の目印を付けられる。別のプラットフォームへ切り替えずにテクニカル分析が可能。
アプリ内ではTradingViewモードは主に分析用。発注は縦画面(ポートレート)に戻す必要がある場合がある。
VT MarketsアプリでTradingViewチャートを使う方法
1. VT Marketsアプリを開く。
2. 分析したい銘柄を選ぶ。
3. チャート画面を開く。

4. チャートモード/設定ボタンをタップ。
5. TradingViewモードを選択。

6. 横画面(ランドスケープ)表示になる。

7. RSI(相場の過熱感を示す指標)、MACD(トレンドの転換や勢いを見る指標)、ボリンジャーバンド(価格のばらつき=変動の幅を示す帯)、移動平均線(一定期間の平均価格の線)などを追加。

8. 描画ツールでトレンドライン、サポート/レジスタンスをマーキング。

9. 分析結果を確認。
10. 発注や管理に移る場合、縦画面に戻す。
テクニカル指標
テクニカル指標は、価格の動き、勢い、変動の大きさから、相場の方向性を読み解く補助ツール。チャート確認の材料を増やせる。
代表例は、移動平均線、RSI、MACD、ボリンジャーバンド、ストキャスティクス(一定期間の高値・安値に対する現在値の位置から過熱感を測る指標)。
初心者は指標を少数に絞る方が見やすい。指標を重ねすぎると判断が難しくなる。
VT Marketsアプリでテクニカル指標を使う方法
1. VT Marketsアプリを開く。
2. 分析したい銘柄を選ぶ。
3. チャート画面を開く。

4. チャート設定または指標ボタンをタップ。
5. Indicators(指標)を選ぶ。

6. 追加したい指標を選択。

7. 期間(計算に使う日数など)、線の種類、表示設定を調整。

8. 変更を確定。
9. 価格の動きと併せて確認。
10. 不要になったら削除・調整。
経済カレンダーとアラート
金融市場は主要な経済イベントで大きく動くことがある。政策金利(中央銀行の基本金利)の決定、インフレ指標、雇用統計、中央銀行の発表、経済成長率などが価格に影響しやすい。
VT Marketsアプリの経済カレンダーは、予定されるイベントを確認し、急変動(ボラティリティ=価格変動の大きさ)が高まりやすい時間帯に備えるための機能。アラート(通知)で重要発表の前にリマインドも受けられる。
VT Marketsアプリで経済カレンダーを使う方法
1. VT Marketsアプリを開く。
2. Discover → News → Economic Calendarへ移動。
3. 日付、時刻、国、影響度でイベントを確認。

4. イベントを選んで詳細を確認。
5. 可能であればアラートを設定。

6. 影響度が高い発表の前に保有ポジションを確認。
7. 急変動が想定される場合、取引計画を見直す。
Trading Centralによる市場分析
VT Marketsアプリでは、外部の調査会社であるTrading Centralの市場分析を参照できる。内容は、市況解説、チャート分析、テクニカル見通し、想定価格帯、複数のシナリオなど。
自分の分析に対する補助資料として使うと、見方の比較に役立つ。
ただし、確実な売買サインとして扱うべきではない。最終判断は自分で行い、リスク管理(損失を抑える取り組み)を徹底したい。
VT MarketsアプリでTrading Central分析を使う方法
1. VT Marketsアプリを開く。
2. 確認したい銘柄を選ぶ。
3. チャートまたは銘柄詳細を開く。
4. Analysis(分析)をタップ。

5. 該当レポートや更新情報を選ぶ。

6. テクニカル見通し、目安となる価格水準、市況コメントを確認。

7. 自分のチャート分析と照合。
8. 取引計画や管理の参考にする。
二要素認証(2FA)
二要素認証(2FA)は、ログイン時にパスワードに加えて確認コードの入力を求める仕組みで、口座の安全性を高める。
パスワードが漏えいした場合でも、不正ログインのリスク低減に役立つ。強力なパスワードを使い、ログイン情報を他人に共有しないことも重要。
VT Marketsアプリで二要素認証を有効化する方法
1. VT Marketsアプリを開く。
2. ダッシュボードまたはメインメニューへ移動。

3. Security(セキュリティ)を選択。

4. Two-Factor Authentication(二要素認証)を選ぶ。

5. Enable(有効化)をタップ。

6. Google Authenticatorなどの認証アプリ(確認コードを生成するアプリ)と連携する手順に従う。
7. 認証アプリが生成した確認コードを入力。
8. 設定を確定。
9. ログインや一部の重要操作で確認コードを使用。