米国の8月CPIは総合指数が市場予想どおりとなり、前年比のインフレ率は3.4%で横ばい、前月比は0.1%から0.4%に加速した。コアインフレ率は前年比で2.5%から2.4%へ鈍化した一方、前月比のコアは0.2%から0.3%へ強含み、年率2%目標と整合的となるために必要な前月比換算の実勢(約0.16%)を上回った。ロイターが93の市場関係者を対象に実施した調査では、65がFRBの据え置きを見込み、28が利上げを予想している。OISはおおむね五分五分の確率を示し、先物は3.75~4.00%の政策金利目標レンジに向けて、ほぼ1回分に近い+22bpの引き上げを織り込んでいる。
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FRB決定を超えて、今週は12:30(GMT)にカナダCPIが発表され、その後、火曜日に英国雇用統計、水曜日に英国インフレ指標、木曜日にイングランド銀行(BOE)金融政策決定、金曜日に日銀の金融政策決定が控える。カナダについては、エコノミストは総合CPIが前年比3%で横ばいと予想しており、予想レンジは3.0%~3.2%。一方、カナダ中銀(BoC)のCPI中央値およびトリムは、それぞれ2.0%と1.9%で変わらないと見込まれている。市場の織り込みは、今月のBoC会合に関する引き締め幅が、1週間前の7bpから14bpへと拡大した。複数回の利上げが必要となり得るとのコメントを受けたもので、価格圧力がガソリンやエネルギー関連品目に集中していることを示す兆候とともに、8月雇用者数が予想の約+1.5万人に反して4万人超減少し、賃金上昇率も前年比2%へ鈍化したことが背景にある。
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