This website is for a different region.

The content here might not be relevant fo you.
Would you like to visit the North America website?

テラダイン(TER)株式:株価、事業セグメント、2026年の見通し

by VT Markets
/
Sep 7, 2026
Teradyne Inc Stock TER Price Segments and 2026 Outlook

要点

  • テラダイン(Teradyne、NASDAQ:TER)の株価は約338.59ドルで推移。時価総額は約529.4億ドル(株式価値の合計)と、半導体製造装置関連の中でも大型銘柄に入る。
  • 過去52週(直近1年)の値幅は109.56~487.91ドルと大きい。52週リターン(1年の株価上昇率)は約+180%。
  • 直近四半期の売上高は過去最高の13.3億ドルで前年同期比+104%。利益率(売上に対する利益の割合)の改善で純利益も大きく増えた。
  • 売上高の60%超がAI(人工知能)需要に由来。TERはAI向け設備投資(データセンターなどへの投資)の動きを映しやすい銘柄とみられている。
  • アナリスト評価は強気寄りで、平均目標株価は446.47ドル。ただし予想PERではなく実績PER(過去12カ月の利益に対する株価倍率)は約46倍で、期待はすでに高い。

テラダイン株(TER)の足元:株価水準

テラダイン(TER)はNASDAQに上場し、半導体製造装置(半導体を作る工程で使う装置)関連として注目度が高い銘柄の一つだ。足元の株価は約338.59ドル、時価総額は約529.4億ドル。AI需要の拡大と売上高の過去最高更新を背景に、過去1年で株価は約180%上昇した。

ここでは、TERの株価推移とパフォーマンス、半導体の検査装置(テスト装置)、ロボット、製品検査(プロダクトテスト)事業、直近決算、バリュエーション(株価水準の割高・割安感を示す指標)、アナリスト評価、主なリスク、追跡・売買時のポイントを整理する。2026年にTERが意識されるのは、AIインフラ投資の動きを反映しやすく、上昇余地と半導体市況の波(景気循環)を同時に考える必要があるためだ。

現在値、前日終値、52週レンジ

指標最新
現在値約338.59ドル
前日終値341.62ドル
日中値幅326.00~341.61ドル
52週レンジ109.56~487.91ドル
時価総額529.4億ドル
52週リターン約+181%
配当利回り0.15%
発行済み株式数1億5634万株
ベータ(5年)1.79(市場平均より値動きが大きい)
平均出来高約170万株

52週レンジは値動きの大きさを示す。52週安値109.56ドルに対し、52週高値は487.91ドルで、1年で4倍以上の幅を動いた計算だ。AIインフラ需要に連動しやすい一方、価格変動リスクも大きい。

テラダインは何をする会社か

テラダインは、半導体メーカーや電子機器企業、産業向けの顧客に対し、自動テストシステム(製造したチップが正常に動くかを検査する装置)、製品検査機器、ロボット製品を設計・製造・販売している。要するに、チップが工場で作られた後、出荷前に動作確認が必要であり、その検査を担う装置を提供する会社だ。

同社の半導体テスト製品は、ウエハー(円盤状の基板)段階での検査と、パッケージ(完成品)段階での検査の両方をカバーする。対象はロジック(演算用)、アナログ(連続信号)、ミックスドシグナル(デジタルとアナログ混在)、メモリー(記憶)など。DRAM(主記憶)やフラッシュメモリーも検査し、データセンター向けアクセラレーター(AI計算を速める半導体)から家庭用ゲーム機まで幅広い製品の裏側を支える。

顧客はIDM(設計から製造まで行う半導体メーカー)、ファブレス(設計専業)、OSAT(組立・テストの外部委託企業)など。売上はアジア太平洋、欧州・中東、米州に分散し、とくに台湾・韓国・中国の比重が大きい。用途はコンピュート(計算)、メモリー、無線、自動車、防衛まで幅広く、特定分野の鈍化の影響を和らげる。

1960年設立、米マサチューセッツ州ノースレディングに本社

  • 1960年設立。本社は米マサチューセッツ州ノースレディングで、長い業界経験を持つ
  • CEO:グレッグ・スミス
  • 従業員数:約6,600人
  • セクター:半導体製造装置・材料
  • 上場:NASDAQ、ティッカーはTER

テラダインの事業セグメント

テラダインの事業は「半導体テスト」「ロボティクス」「プロダクトテスト」に分かれる。セグメントごとに採算(利益率)が異なり、その組み合わせが株価評価に影響する。

セグメント直近四半期売上高前年同期比四半期売上構成比
半導体テスト11.22億ドル+128%84%
プロダクトテスト1.07億ドル+26%8%
ロボティクス1.00億ドル+33%8%

半導体テスト:中核事業

半導体テストは、ロジック、アナログ、メモリーチップ向けの自動テスト装置(ATE:量産品を高速に検査する装置)を設計・販売する。製品群にはUltraFLEX(SoC=複数機能を1枚のチップに統合した半導体向けの主力)、Magnum(メモリー向け)、ETS(コスト重視の大量品向け)などがある。

直近四半期では、SoC関連売上が8.43億ドル、メモリーはDRAM需要とNAND(フラッシュメモリーの一種)の最終検査の回復を受けて過去最高の2.12億ドル、統合システムテスト(製品全体としての動作確認)が0.67億ドル。コンピュートはSoC売上の約70%を占め、前年同期比で約6倍近い伸びとなった。半導体テスト、ロボット、プロダクトテストが同じ景気の波で動くとは限らないことが示唆される。

ロボティクス:協働ロボットと自律走行ロボット

ロボティクスは、協働ロボット(人の近くで安全に作業できるロボットアーム)、自律走行搬送ロボット(AMR:工場や倉庫内を自動で走り荷物を運ぶ)、制御ソフトウェアを、物流、EC、工場自動化向けに提供する。産業向け投資の弱さで伸び悩んだ局面を経て、2026年には再び二桁成長に戻った。売上規模はまだ小さいが、半導体の設備投資に依存しにくい成長源となる。

プロダクトテストなど

プロダクトテストは、基板検査、無線テストシステム、システムレベルテスト(部品ではなく装置全体での検査)、シリコンフォトニクス検査(光信号をチップ上で扱う技術の検査)などを含み、防衛、航空宇宙、自動車、民生向けに提供する。規模は小さいものの、半導体需要だけに業績が左右される状態を抑える。

直近四半期:売上高・純利益ともに過去最高

テラダインは2026年度第2四半期(FY26 Q2)で2四半期連続の過去最高を記録。売上高は13.3億ドルで前年同期比+104%、前四半期比+4%となり、市場予想(コンセンサス)12.2億ドルを上回った。GAAP(米国会計基準に基づく)EPS(1株当たり利益)は希薄化後で2.38ドル、non-GAAP(特殊要因を除いた調整後)EPSは2.47ドルで、前年同期の0.57ドルから大幅に増えた。

純利益、利益率、キャッシュフロー

項目FY2024FY2025直近12カ月(TTM)
売上高28.2億ドル31.9億ドル44.6億ドル
純利益5.42億ドル5.54億ドル11.5億ドル
営業キャッシュフロー6.72億ドル6.74億ドル10.7億ドル
フリーキャッシュフロー4.74億ドル4.50億ドル8.00億ドル
売上総利益率58.5%58.2%59.8%(Q2、non-GAAP)

直近12カ月の純利益は11.5億ドルで約+145%と、売上高の増加率(+58%)を上回った。売上が増えるほど利益が出やすくなる「営業レバレッジ(固定費を吸収して利益が伸びる構造)」が効いていることを示す。四半期のnon-GAAP営業利益率は33.7%に達し、導入済み装置(設置ベース)の増加により、保守など継続収入の比重が高まった。

バリュエーション:PERと時価総額が示すもの

指標(倍率)水準
実績PER(過去12カ月)46.5倍
予想PER(今後)34.7倍
PSR(株価売上高倍率)11.9倍
PBR(株価純資産倍率)15.4倍
EV/EBITDA34.9倍
PEGレシオ0.97(成長率を考慮したPERの目安)
配当利回り0.15%

時価総額は約530億ドルで大型株の領域にあり、1年で時価総額は2倍以上に拡大した。実績PERは高いが、予想PERは低下しており、市場は利益成長の継続を織り込んでいる。PEGレシオが1前後は、成長率に対して株価評価が極端に割高とは言い切れないことを示す目安だ。配当利回り0.15%は小さく、株主還元は配当より自社株買い(発行株式を会社が買い戻す)や成長投資が中心と読み取れる。

アナリスト評価と目標株価

カバレッジは強気寄りだ。アナリスト17人のコンセンサスは「買い」で、強い買い11、買い1、中立5。公表されている予想表では売り評価はない。

  • 平均目標株価:446.47ドル
  • 高い目標株価:550.00ドル
  • 低い目標株価:350.00ドル
  • FY26売上高予想(コンセンサス):約51.4億ドル(約+61%成長)
  • FY26EPS予想(コンセンサス):約9.09ドル

アナリスト評価は変わりやすい。2026年8月21日には、ある証券会社がTERを中立に引き下げ、目標株価を420ドルとした。長期上昇後で投資妙味が薄れたこと、GPU向け外販(自社製品ではなく市場向け)テストやフォトニクスの大きな機会は2028年が中心との見方が背景だ。こうした変更は、長期の見通しが大きく変わらなくても株価の重しになり得る。

強気材料(ブルケース)

  • AI需要の構造的拡大。売上高の60%超がAI関連。アクセラレーター、HBM(高帯域幅メモリー:AI向けに高速データ転送ができるメモリー)、ネットワーク向け半導体が含まれる。
  • 参入障壁(モート)。テスト装置は切り替えコスト(別会社の装置に替える手間と費用)が大きく、認定(品質確認)に時間がかかる。OSATとの取引も長期化しやすい。
  • 営業レバレッジ。売上増が高い利益率で利益に結びつき、純利益が売上以上のペースで伸びやすい。
  • ロボット事業の伸びしろ。協働ロボットや搬送ロボットが普及すれば、半導体投資以外の成長源になり得る。

弱気材料(ベアケース)

  • 株価評価への警戒。実績PER約46倍は好材料を大きく織り込む。会社見通し(ガイダンス)が弱ければ、倍率が下がる(デレーティング)可能性がある。
  • 景気循環。半導体製造装置は景気の波を受けやすい。在庫調整(作り過ぎた在庫を減らす局面)では株価が大きく下がりやすい。
  • 顧客・地域の偏り。台湾や中国の顧客が直近売上の約半分を占めた。輸出規制や通商政策の影響が大きい。
  • ロボット事業の実行リスク。安定した成長を大規模に続けられるかは検証途上で、産業向け投資の先行きも読みにくい。

これらは事業の質が低いという意味ではない。ただしベータ1.79(市場平均より値動きが大きい)である以上、投資金額の抑え方や損失管理の重要度は高い。

ノイズに振り回されずTERを追う方法

多くのチャートツールでは、ローソク足(一定期間の始値・高値・安値・終値を示す表示)を操作して価格を確認でき、アラート(価格通知)も設定できる。時間軸は、トレンド確認は週足、売買の判断は日足など、まず基準を決め、不要になったアラートは削除・修正する。移動平均線(一定期間の平均価格)では50日線が約374ドル、200日線が約315ドルが注目されやすい。ゴールデンクロス(短期線が長期線を上抜く場面)やデッドクロス(短期線が長期線を下抜く場面)は監視対象になる。

市場全体の流れとして、TERはNASDAQ100の主要構成銘柄であり、指数の動きと個別株が影響し合いやすい。マクロから見る分析(トップダウン)と企業から見る分析(ボトムアップ)を併用すると、業界全体の株価見直しなのか、企業固有の要因なのかを切り分けやすい。

押さえておきたい今後のイベントと指標

  • FY26 Q3決算(2026年10月下旬の見込み)
  • BBレシオ(受注/売上:受注の強さを見る指標)や、半導体テストの受注動向コメント
  • ロボット部門の前四半期比の売上・利益率の推移
  • ウエハーファブ装置(前工程装置)の投資見通し(数四半期先の受注の先行指標になりやすい)
  • アジア向け出荷に影響する輸出規制の変更

よくある質問

テラダイン株はいま買いか

期間と許容できるリスク次第だ。強気材料はAI向け検査需要と利益率の改善。注意点は高い株価評価と、半導体設備投資の波だ。現株価と平均目標株価446.47ドル、下限目標350ドルを比較し、ベータ1.79に見合うかを考えたい。

テラダインは何を作っているか

主力は半導体の自動検査装置とロボット。チップ向けの自動テスト装置、基板検査や無線テスト、協働ロボット、自律走行搬送ロボットなどを提供する。開発・製造・販売の中枢は米マサチューセッツ州ノースレディングにある。

TERの値動きが大きい理由

半導体の設備投資サイクルと、AI関連への期待(センチメント)という変動要因が重なるためだ。顧客が投資計画を変えると受注が動きやすく、売上以上に株価が上下しやすい。

配当はあるか

配当はあるが小さい。配当利回りは約0.15%で、自社株買いと研究開発投資を優先していることがうかがえる。配当狙いより成長狙いの銘柄といえる。

Back To Top
server

こんにちは 👋

どうお手伝いできますか?

お手伝いします

チームとチャット

次の方法でライブチャットを開始...

  • テレグラム
    hold 保留中
  • 近日公開...

こんにちは 👋

どうお手伝いできますか?

テレグラム

スマートフォンでQRコードをスキャンしてチャットを開始するか、 ここをクリックしてください.

Telegramアプリやデスクトップ版がインストールされていませんか? Web Telegram をご利用ください.

QR code