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米ドル/円はタカ派的なFOMCを受けて上昇、日銀決定会合を控え

by VT Markets
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Sep 17, 2026

要点

  • 米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を0.25%(25bp)引き上げ、ドル買いが強まり、USD/JPY(米ドル/円)は156.00近辺へ上昇した。※bp(ベーシスポイント)は金利の単位で、1bp=0.01%。
  • FRBは政策金利(短期金利の中心指標)を4.00%に引き上げた。市場では年内の追加利上げも織り込みつつある。
  • FRBのケビン・ウォーシュ議長はインフレ(物価上昇)リスクに言及し、米金利が「高い水準で長く続く(高金利の長期化)」との見方を後押しした。
  • USD/JPYはFOMC(米連邦公開市場委員会)の決定直後の高値からいったん伸び悩み、日銀の9月18日の金融政策決定への関心が強まっている。
  • USD/JPYは156.00を試す展開で、日銀会合を前にこの水準が短期の重要分岐点(ピボット=相場の分岐点)になっている。

市場の動き

USD/JPYは156.130近辺で推移し、直近の取引では0.10%下落している。

FRBの引き締め姿勢が意識され、相場は一時上昇して156.314近辺まで日中高値を更新したが、その後は売りが出た。反落で155.875付近まで下げ、FOMC後の利益確定(含み益の解消)が確認された。

その後は日中安値から持ち直し、再び156.00心理的節目=多くの参加者が意識しやすい丸い水準)を上回った。足元では9期間移動平均線(直近9本の平均値で短期の流れを見る指標)をわずかに上回っており、短期の勢いは下落後に落ち着きつつある。

市場参加者が注目する理由

関心はFRBの利上げから、日銀の次の政策判断へ移っている。

今回のFRBの利上げで、米国と日本の金利差(日米金利差)が改めて意識され、USD/JPYの下支え材料となった。米金利が高い水準で続く見通しが強まれば、米国債利回り(長期金利)が高止まりする限り、USD/JPYは支えられやすい。

一方、日銀が追加の引き締め(金融引き締め=利上げなどで景気・物価の過熱を抑える政策)に動くとの思惑が、円安の進行を抑える可能性がある。市場は、想定される利上げを経た後も、政策の正常化(金融政策の正常化=超緩和から通常の金利水準へ近づけること)が続くのかを見極めようとしている。

重要な取引水準

区分価格帯意味合い
上値抵抗2(レジスタンス2)156.30–156.35日中高値圏で、目先の上値の壁
上値抵抗1(レジスタンス1)156.2短期の戻りの目安
分岐点(ピボット)156心理的節目(丸い水準)
下値支持1(サポート1)155.9日中安値圏
下値支持2(サポート2)155.5売りが強まる場合の下値の目安

USD/JPYは引き続き、156.00の分岐点を中心に推移している。

156.30を上抜ければ、買いの再燃で上方向を試しやすい。一方、155.90を下回れば、下方向への圧力が強まる可能性がある。

強気・弱気の想定

シナリオ条件想定される方向
強気シナリオ156.00を維持し、156.30を上抜ける156.80、157.00方向を試しやすい
弱気シナリオ155.90を割り込み、売りが続く155.50、155.00方向への下押しリスク

強気は、FRBの利上げを背景とした反発後も、USD/JPYが156.00の支持帯を守れるかどうかにかかっている。

弱気は、156.00を維持できず、155.90を下抜けた場合に進みやすい。

その場合、市場が日銀会合を前に円高(円買い)を見込み始めたサインとなり得る。

免責事項

上記の価格水準やシナリオは執筆時点の筆者見解であり、投資助言ではない。VT Marketsの公式見解や推奨を示すものでもない。取引にあたっては自身で検討し、リスク管理を徹底する必要がある。

VT MarketsでUSD/JPYを取引

VT MarketsではUSD/JPYを、競争力のあるスプレッド(売値と買値の差)、柔軟なレバレッジ(少ない証拠金で大きな取引をする仕組み)、取引スタイルに合わせた取引プラットフォームで取引できる。

VT MarketsではUSD/JPYのCFD(差金決済取引。現物の通貨を保有せず、価格差で損益を決める取引)に加え、他の通貨ペア、株価指数、商品、金(ゴールド)など、幅広いCFD市場に1つのプラットフォームからアクセスできる。

USD/JPYをCFDで取引する理由

USD/JPYのCFDは、実際に米ドルや円を保有しなくても、世界で取引量が多い通貨ペアの値動きを取引できる。

経済指標、中央銀行の政策判断、地政学リスク(国際情勢による不確実性)、リスク選好(投資家がリスクを取りやすい/避けやすい度合い)の変化で市場が動く局面でも、機動的に対応しやすい。

FAQ

FRB決定後にUSD/JPYが上昇したのはなぜか?

FRBが政策金利を0.25%(25bp)引き上げ、引き締め姿勢を維持したことでドルが買われ、USD/JPYが上昇した。

足元のUSD/JPYで重要な水準は?

短期の重要水準は156.00近辺。上回って推移すれば戻りを支えやすい一方、下回れば下押し圧力が強まりやすい。

日銀の判断はUSD/JPYにどう影響する?

日銀が引き締めに前向き(タカ派=利上げに積極的)なら円高要因となり、USD/JPYの重しになり得る。逆に、今後の引き締めに慎重なら円高の勢いは限定的となり得る。

注目すべき水準は?

直近の上値の壁は156.30、主要な下値の支持帯は155.90–156.00が意識されている(現状のチャート形状に基づく)。

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