
ポイント
- BTCUSDは、直近のレンジ(一定の値幅でのもみ合い)を上抜けし、8万ドルに接近する中で79,991近辺で推移。
- 米国債政策、国債利回り、米ドルの動きに対する見方が変わり、代替資産(株・債券以外の資産)へ関心が戻ったことで、ビットコインに買いの勢い。
- 市場は81,264(上値抵抗)と78,000(下値支持)を注視。BTCはEMA20・EMA50(指数平滑移動平均線:直近の価格に重みを置いた移動平均)を上回る。
注目ポイント
ビットコインは暗号資産市場の代表的な指標で、価格変動が市場全体の心理に影響しやすい。足元の動きは、米国債政策、金利、米ドルを含むマクロ環境(景気・金融政策などの大きな要因)を市場が見直す局面で起きており、関心が集まっている。
ここ数週間続いたレンジ相場からの変化でもある。BTCは狭い値幅でもみ合った後、参加者の増加(売買の増加)を伴って上放れした。次の焦点は、上昇前に上値の壁だった水準が、上昇後に下値支持として機能するかどうか(8万ドル近辺までの上伸後に維持できるか)だ。
BTCUSDでは、買い手がブレイク(上抜け)したゾーンである78,000ドル近辺を上回って推移できるかが目先の焦点。
主要な売買水準
- 81,264: 直近高値、目先の上値抵抗(上がりにくい水準)
- 80,000: 心理的な上値抵抗(節目)
- 79,991: 現在の取引ゾーン
- 78,000: 上抜け起点、短期の下値支持(下がりにくい水準)
- 71,864: EMA20(指数平滑移動平均線)とトレンドの下値メド
- 68,169: EMA50(指数平滑移動平均線)と下方向の目安
テクニカル分析

BTCUSDは、レンジ相場を明確に上抜けした後、79,991近辺で推移。数週間は64,000〜66,000付近で横ばいだったが、その後加速し、78,000〜80,000のゾーンへ上昇した。
短期の形は改善しており、BTCはEMA20(71,864)とEMA50(68,169)の両方を上回っている。EMA20がEMA50を上回る状態も続き、短期の勢いが強まった可能性を示す。
上抜け局面では出来高(取引量)が増加し、もみ合い局面より参加が強かった。ただ、現在は81,264近辺の高値を試しており、次の値動きが重要となる。
目先のレンジは78,000(下値支持)〜81,264(上値抵抗)。
81,264を上抜ければ、上昇の形が強まり、買いが回復局面を伸ばそうとしているサインとなり得る。78,000を割り込めば、短期の勢いが弱まり、EMA20付近が次の焦点となる。
- 強気シナリオ: BTCUSDが78,000の上抜けゾーンを維持し、81,264を上抜ける。上抜け後も買いが続き、上値余地が広がる可能性。
- 弱気シナリオ: BTCUSDが78,000を割り込み、上抜けの勢いが失速。次はEMA20(71,864)付近への下押しが意識されやすい。
VT Marketsのアプリで、下値支持・上値抵抗・勢い(モメンタム:上げ下げの推進力)を確認できるチャート機能を利用できる。
免責事項
上記の価格水準や売買シナリオは執筆時点の筆者の見方であり、投資助言やVT Marketsの公式推奨ではない。取引にあたっては自ら分析し、リスク管理を徹底する必要がある。
次の注目材料
チャート以外では、米金融政策の見通し、米国債利回り、米ドル高の進行、暗号資産市場全体の投資家心理が焦点。ビットコインが直近の上抜けゾーンを維持できるかが、回復の継続か、再びもみ合いに入るかを左右しやすい。
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暗号資産CFD(差金決済取引:現物を保有せず、価格差で損益を決める取引)を使うと、ビットコインそのものを持たずに価格変動を取引できる。マクロ環境、リスクセンチメント(投資家のリスク許容度)、暗号資産市場の勢いを見ながら、BTCの値動きに連動した取引が可能になる。
VT Marketsでは、暗号資産CFDに加え、FX(外国為替)、商品(コモディティ)、株価指数、株式などを同じ環境で取引でき、チャートでトレンドや下値支持・上値抵抗を確認できる。
よくある質問
ビットコインはなぜ動いているのか?
マクロ要因への関心が戻り、暗号資産への投資家心理が改善したことで上昇している。レンジ相場を上抜けた流れが続くか、8万ドル接近後も主要な下値支持を維持できるかが注目点。
ビットコインとビットコインCFDの違いは?
ビットコインは暗号資産そのもの。ビットコインCFDは、現物を保有せずに価格変動を取引する差金決済取引。
VT Marketsでビットコインは取引できる?
可能。VT MarketsはビットコインCFDを提供しており、マクロ環境、暗号資産市場の心理、価格の勢いなどを確認しながら取引できる。
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