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英ポンド/円は209.00円付近へ下落、日銀・英中銀の政策転換観測で弱気の勢い強まる

by VT Markets
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Sep 24, 2026

GBP/JPYは水曜日、2日続落を拡大し、0.17%超下落して週初来安値圏で取引された。売り圧力が強まり、クロスは上値の重い展開が続いた。値動きからは209.40が当面のサポート水準として意識され、売りが下値を攻める中で焦点は209.00へと移っている。

テクニカル面では、相対力指数(RSI)が下向きで推移していることが下落バイアスを裏付けており、全体の基調は弱気のままだ。209.00を明確に下抜ければ、次に208.00が視野に入り、その後は9月17日のスイング安値207.87、さらに9月8日のスイング安値207.10が次のターゲットとなり、207.00を前に下値余地が広がる。一方、210.00を上抜ける場合、上値抵抗として9月18日の高値211.28、200日単純移動平均線(SMA)の213.13が挙げられる。

弱気局面におけるデリバティブ・トレーダーの戦略

デリバティブ取引の参加者には、売り手が209.00のサポートを試す中、GBP/JPYの一段安に備えることを提案したい。RSIが明確に下向きであることを踏まえると、今後数週間はプット・オプションの買い、あるいは先物の売りが最も合理的な選択肢となりそうだ。209.00を明確に割り込めば、208.00、そして9月17日の安値207.87に向けたスピード調整が起こる可能性が高い。

中央銀行政策の変化と過去の前例

弱気見通しは、中央銀行政策の変化と金利差の縮小によっても補強される。日本のコア・インフレ率は一貫して2.5%を上回って推移しており、日銀には現行の0.25%水準から追加利上げを迫る圧力がかかりやすい。これに対し、英中銀(BOE)の継続的な利下げは、利回りを求める投資家にとってポンドの魅力を低下させている。

過去を振り返ると、日銀が2024年に利上げで市場をサプライズした局面では、円が急伸し、キャリートレードの大規模な巻き戻しを招いた。現在も同様のパターンが進行しているとみられ、9月8日の安値207.10は十分に現実的な到達目標だ。リスク管理の観点からは、ストップロスはタイトに設定し、心理的節目である210.00のすぐ上に置くことを推奨する。

もっとも、相場が210.00を回復して上抜ける場合には警戒が必要となる。その場合、9月18日の高値211.28、さらに200日移動平均線である213.13の試しが視野に入る。当面は、短期的な戻り局面はより有利な水準でショートを構築する機会として捉えるのが望ましい。

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