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ドル指数、100.67~100.72のギャップを試す パラジウム・ココア・小麦は下落目標を拡大

by VT Markets
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Sep 24, 2026

市場は事前に意識されていたテクニカル水準を順に通過し、ドル指数(DX.F)は100を上回る日足終値が続いたことで上昇基調を拡大した。すでに100.37を上抜け、7月30日につけた100.67~100.72の下方ギャップ(ベア・ギャップ)に切り込んでいる。このゾーンを終値で明確に上抜ければ、次の焦点は78.6%フィボナッチ・リトレースメントの100.90、その先は101.30~101.58のレジスタンス帯となる。一方、日足終値で概ね99.95~100を再び下回れば強気シナリオは後退し、上昇チャネル上限と重なるサポートが意識される。

パラジウム(PA.F)は9月11日時点の弱気ロードマップにおける下値目標に到達し、売り方は目標1266に対して1262まで押し下げた。その後、価格は従来の持ち合いを下放れている。日足終値で1266を下回れば下押し圧力が継続し、1235、さらに1226が視野に入る一方、日足終値で1346を上回れば当該弱気パスは否定される。ココア(CC.F)も、5663.50~5772の下方ギャップ形成後に5344.75~5383.50および5253.95の2つの下値目標を達成した。ただし戻り局面でも、確認には当該ギャップの埋め戻しが必要となる。小麦(ZW.F)は700~706のサポートゾーンに到達し、710~734のレンジを下抜けた。終値でブレイクが確認される場合、次の参照点は緑の上昇チャネル下限となる。

米ドルのテクニカル見通し

米ドルは100.67~100.72の重要な下方ギャップを試しており、動向を注視したい。強気勢がこのギャップを終値で上抜ければ、次のターゲットは100.90のフィボナッチ水準となり、目線は盛夏にかけて意識された101.30~101.58のレジスタンスレンジに向かう。一方、FRBの政策スタンスの変化が100の心理的節目を割り込む調整を誘発する場合、99.95近辺までの下落余地が想定される。

パラジウム、ココア、小麦の注目点

パラジウム市場では、直近の1262までの下落が当初の下値目標に合致した。売り方が日足終値で1266を確保して下抜けられれば、下落モメンタムは1235および1226のサポートゾーンをターゲットに進む公算が大きい。もっとも、世界プラチナ投資協議会(WPIC)がPGM(白金族金属)市場で年次の供給不足が連続すると予測したこともあり、供給要因による急反発で1346超へ反転するリスクには警戒が必要だ。

ココアは弱気目標をいずれも達成し、5253近辺で下げ止まった。本日の反発はトレンド転換の可能性を示唆するものの、新規のロングを積み上げるには5663~5772のギャップを日足終値で上抜けて埋める確認を待ちたい。ICCOデータでは粉砕量(グラインディング)が不安定で、世界の在庫・消費比率もタイトな状況が続いており、価格変動が大きくなりやすい点がこの慎重姿勢を裏付ける。

最後に小麦は、売り方が買い方の攻防を試している700~706の重要サポートゾーンが焦点となる。直近の710~734の持ち合いレンジを日足終値で下抜けることが確認されれば、上昇チャネル下限に向けた一段安シグナルとなり得る。今後公表されるUSDAの作況進捗レポートは重要で、想定外の収穫圧力が出れば、この弱気モメンタムが加速する可能性がある。

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