英ポンド、安値圏で下げ渋り 英小売売上高の改善で英中銀利上げ観測が強まる

by VT Markets
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Sep 18, 2026

英ポンドは直近安値をわずかに上回る水準を維持し、GBP/USDは1.3336を付けた後に持ち合いとなった。英国の8月小売売上高が市場予想を上回り、7月の落ち込みを取り戻したためだ。小売売上高(数量ベース、総合)は前月比+0.5%と、市場予想の-0.2%を上回った。7月は-0.5%だった。自動車燃料を除く売上高は前月比+0.6%と、予想の-0.2%を上回り、前月は-0.9%だった。この結果を受け、市場が織り込む11月の英中銀(BoE)による25bp利上げ確率は、従来の83%から最大90%へと上昇し、短期的な引き締め観測が強まったことを反映した。

金利見通しは高止まり

より先の期間における金利見通しも高止まりしており、スワップカーブは今後12カ月でおよそ100bpの利上げ(政策金利4.75%程度)を示唆している。政策金利は現在3.75%で、BoEが推計する中立金利レンジ(2%〜4%)の上限付近に位置する。一方、マクロ環境については需要が潜在供給力を下回る「供給余力」の状態にあるとされ、財政政策は今後より引き締め方向に向かう見通しだ。こうした状況の下、強い経済指標に支えられてきたポンドも、金利の織り込みがよりハト派方向へ修正されれば、下支えが試される可能性がある。

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