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米ドル/円は156.30を上抜け、日米金利差が円の重しとなる中で156.50、157.30を視野に

by VT Markets
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Sep 17, 2026

USD/JPYは上げ幅を拡大し、156.30を上抜けて、日中高値の156.41まで上伸した。日中は155.15近辺で推移していたが、ニューヨーク時間には一時154.86まで下押し後、反発。モメンタムは「限定的」とされたものの、値動きは156.50の試しを視野に入れる内容となった。目先のサポートは155.70、その次に155.40。154.40を割り込めばレンジ相場への回帰を示唆し、軽いサポートとして154.80が意識される。

1〜3週間の観点では、9月15日(火)にスポット154.45で提示されていた153.30/156.30の従来レンジを上放れた。156.30超えは157.30に向けた一段高の余地を与えるとみられるが、モメンタムは強いというより「形成途上」。上向きバイアスを維持するには、「強いサポート」とされる154.80を上回って推移する必要がある。

短期のトレーディング機会とモメンタム見通し

USD/JPYは156.30を突破して156.41まで上昇しており、足元で強い上方圧力が確認される。この前向きなモメンタムを踏まえると、目先は156.50を試した後、持ち合いに入る展開が想定される。デリバティブ投資家は短期の上振れ獲得を狙いつつ、当面のイントラデイ・サポートである155.40を注視したい。

戦略的ポジショニングとマクロ要因

1〜3週間の時間軸では、157.30のレジスタンスをターゲットにロング構築、またはコール買いを推奨する。強気見通しは、為替レートが154.80の強いサポートを維持する限り、引き続き有効性が高い。ノックアウト型のストラクチャー商品やブル・コール・スプレッドの活用は、下方リスクを限定しつつ、着実な上昇局面を取り込む手段となり得る。

背景には金利差拡大がある。米10年国債利回りが4.0%近辺で底堅さを維持する一方、日本の指標金利は日銀の小幅な調整があっても大きく上昇しにくい。歴史的には、日米金利差が300bp超で推移する局面では、円に持続的な下押し圧力がかかりやすい。このマクロ環境を踏まえると、154.80近辺への小幅な押し目は、強い買い意欲に支えられやすい。

デリバティブ取引では、急変動に備え、154.80を明確に下回る水準にタイトなストップロスを設定し、資本防衛を図ることを推奨する。レバレッジを伴う先物取引では、上昇モメンタムが「安定的だが限定的」である点を踏まえ、一括で入るのではなく段階的な積み増しが望ましい。今後の経済指標、とりわけインフレ指標の発表を注視しつつ、各ターゲット水準の攻防に臨みたい。

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