イングランド銀行(BoE)は政策金利(バンク・レート)を3.75%に据え置き、これで6会合連続の維持となった。採決は6対3で、メーガン・グリーン氏、キャサリン・L・マン氏、ヒュー・ピル氏は前回に続き25bp(0.25%)の利上げを支持した。BoEは、価格設定や賃金決定における「実質的な」二次的波及(いわゆるセカンドラウンド効果)を示す証拠は限定的だとし、賃金上昇率とサービスインフレの鈍化が据え置きの余地を与えたと説明した。一方、アンドリュー・ベイリー総裁は、中東紛争が長期化し二次的波及リスクが高まる場合、金融政策はなお引き締めが必要となり得ると警告した。
またBoEは、より緩やかで予見可能な複数年にわたる量的引き締め(QT)方針を示した。国債(ギルト)保有残高は2034年まで年平均460億ポンド減少する見通しで、このうち年間200億ポンドは売却による。これは過去4年間の平均削減額875億ポンド、年間売却320億ポンドと比べ減速する。スワップカーブは今後12カ月で約100bpの引き締め(4.75%まで)を織り込む一方、バンク・レート3.75%はBoE推計の中立金利レンジ(2%〜4%)の上限近辺に位置し、財政政策はより引き締め的になると見込まれている。
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