VT Marketsの合成指数:アルゴリズム生成市場の仕組み

by VT Markets
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Sep 4, 2026

要点

  • シンセティック指数(合成指数)とは、株式・FX(外国為替)・商品(コモディティ)・一般的な株価指数などの「実在する資産」の値動きを追うのではなく、あらかじめ決められた値動きのルールに基づき、コンピューター(アルゴリズム)が価格を作る擬似マーケットです。※アルゴリズム=決められた手順で計算を行う仕組み。
  • VT Marketsはシンセティック指数を18銘柄提供。CalmPulse、LiftTick/DipTick、DriftLineの3カテゴリーに分かれ、値動きの特徴が異なります。
  • 価格は1秒ごとに更新され、週末・祝日を含め24時間365日取引できます。
  • 必要証拠金(取引の担保として口座に必要な資金)は最小0.50米ドルから。レバレッジ(少ない証拠金で大きな取引をする仕組み)は銘柄により100倍〜7000倍です。
  • シンセティック指数は、指定のMetaTrader 5(MT5)サーバー、およびVT Marketsアプリで取引できます(対象はアジアと中南米の一部地域の条件を満たす顧客)。

提供地域に関する注意: シンセティック指数は、アジアおよび中南米(LATAM)の一部地域で、条件を満たす顧客に限り提供されます。提供銘柄、レバレッジ、取引条件は、法域(規制当局の管轄地域)、口座タイプ、銘柄により異なる場合があります。

取引前に、MetaTrader 5(MT5)またはVT Marketsアプリで最新の商品仕様(取引条件の詳細)をご確認ください。


株式や為替などの一般的な市場は、金利、企業決算、経済指標、地政学リスクなど、外部要因で動きます。

一方、シンセティック指数は仕組みが異なります。

実在資産を追うのではなく、あらかじめ定めた数式と確率モデルに基づいて値動きを作ります。これにより、トレーダーは「何を取引するか」ではなく「どんな値動きを取引したいか」で環境を選べます。※確率モデル=起こりやすさ(確率)を使って値動きを作る考え方。

例えば、常に動く相場、急な上昇・下落、一定幅で刻む動きなどです。

VT Marketsは、異なる3つの値動きモデルで18種類のシンセティック指数を提供しており、テクニカル分析やルールベースの取引、自動売買(アルゴリズム取引)などに合わせて選べます。※テクニカル分析=チャートの形や指標から売買判断をする方法。※アルゴリズム取引=ルールに従いプログラムで売買する方法。

シンセティック指数とは

シンセティック指数は、アルゴリズムが生成する金融商品で、さまざまなタイプの値動きを再現するよう設計されています。

NASDAQ100やダウ工業株30種平均のように上場企業の集合を表す指数ではなく、株式・FX・商品などの裏付け資産(原資産)もありません。※原資産=その商品の価格の基礎となる実在の資産。

代わりに、各指数は事前に設定された価格モデルに従い、例えば次の特徴が決まります。

  • ボラティリティ(価格の振れ幅の大きさ)
  • 動く頻度(値動きの発生頻度)
  • 1回あたりの変動の大きさ
  • 急変(ジャンプ)が起きる確率

これらの設定により、指数ごとに値動きのクセが異なります。

シンセティック指数と一般的な株価指数の違い

どちらも「指数」と呼ばれますが、仕組みは別物です。

一般的な株価指数は上場企業のグループの成績を反映し、企業業績、景気、金利、地政学リスク、投資家心理などの影響を受けます。

シンセティック指数は原資産を持たず、数式と確率モデルで価格が作られます。

主な違いは次の通りです。

シンセティック指数一般的な指数
価格の作られ方アルゴリズム(計算ルール)で生成構成銘柄(株など)の値動き
原資産なし通常は上場株の集合
動く要因事前設定の価格モデル景気指標、企業業績、投資家心理など
取引時間24時間365日取引所の時間に連動
値動きの特徴数式・確率モデルで決まる実際の売買で決まる
週末取引可能原則不可

シンセティック指数を取引する理由

特徴は「アルゴリズムで作られている」ことだけではありません。

「どんな値動きを取引するか」を選べる点です。

特定の市場時間や材料(ニュース)を待たず、あらかじめ用意された取引環境を常時利用できます。

1. 24時間365日取引

週末・祝日を含め、24時間365日取引できます。

外部の取引所価格に依存せず、モデルに基づき価格が継続的に更新されるため、一般的な市場の開閉場に縛られません。

2. ニュースより値動きに集中

シンセティック指数は、次のような外部イベントに直接は連動しません。

  • 経済指標の発表
  • 中央銀行の政策決定
  • 企業決算
  • 政治イベント
  • 地政学リスクの変化
  • 実市場の投資家心理

外部材料に振り回されにくい環境で、チャートの値動きや手法に集中しやすくなります。

ただし、外部イベントに連動しないことは「予測できる」「安全」という意味ではありません。上げ下げは不確実です。

3. 取引したい値動きを選ぶ

FX・金・株式から選ぶのではなく、値動きのタイプから選びます。

  • 継続的に動く相場がよい:CalmPulse
  • 急な上昇・急落がほしい:LiftTick/DipTick
  • 一定幅で刻む動きがよい:DriftLine

4. テクニカル・自動売買に使いやすい

あらかじめ値動きの性質が設計されているため、テクニカル分析、ルールベースの取引、自動売買に利用しやすい面があります。※自動売買(EA)=MetaTraderで動く売買プログラム(Expert Advisor)。

価格は1秒ごとに更新され、24時間取引できるため、一般的な市場時間に縛られずEAやアルゴリズムを動かせます。

また、値動きのタイプが異なる指数で、手法の反応を比べる使い方もできます。

  • CalmPulse:ボラティリティ水準の違いで手法を検証
  • LiftTick/DipTick:急変局面での耐性(ストレス)を検証
  • DriftLine:固定幅の環境で、グリッドなどの手法を検証 ※グリッド=一定間隔で注文を並べる手法。

重要:値動きのルールが決まっていても、将来の動きが当てやすくなるわけではなく、EAやアルゴリズムの成績も保証されません。

5. 少額の証拠金から

必要証拠金は、銘柄、取引量(ロット)、レバレッジ、口座条件により、最小0.50米ドルからとなる場合があります。

レバレッジは銘柄により100倍〜7000倍です。

レバレッジが高いほど少ない証拠金で大きな取引ができますが、利益と損失の振れも大きくなります。


どのシンセティック指数を選ぶべきか

VT Marketsは18銘柄を3カテゴリーに分類して提供しています。

選び方は、取引したい値動きから考えるのが簡単です。

目的候補
継続的な値動きを取引したいCalmPulse
ボラティリティ違いでEAを検証したいCalmPulse
急な上昇・下落を試したいLiftTick/DipTick
急変に対する耐性を検証したいLiftTick/DipTick
グリッドなどルール型の手法を試したいDriftLine
一定幅で刻む環境で検証したいDriftLine

EAやアルゴリズムを使う場合も、「自動売買専用の最適指数」があるわけではありません。狙う検証シナリオに合う値動きのタイプを選びます。

詳細は下表またはこちらをご確認ください。

シンセティック指数の取扱いシンボル

カテゴリー取扱い銘柄
CalmPulseCalmPulse20, CalmPulse40, CalmPulse60, CalmPulse80, CalmPulse100
LiftTickLiftTick150, LiftTick300, LiftTick600, LiftTick1000
DipTickDipTick150, DipTick300, DipTick600, DipTick1000
DriftLineDriftLine0.1, DriftLine0.2, DriftLine0.3, DriftLine0.4, DriftLine0.5

取引条件

取引前に、シンセティック指数には独自のルール(証拠金、保有コスト、約定、価格運用)がある点を確認してください。

  • 価格は1秒ごとに更新: 週を通じて継続的に値動きがあります。
  • オーバーナイト金利(保有コスト): 日をまたいで保有するポジションには、日次の資金調達コストが発生します。
  • 両建て時の証拠金は「合計建玉」で計算
    • シンセティック指数は、買い(ロング)と売り(ショート)の差し引き(ネット)ではなく、合計数量(総建玉)で証拠金を計算します。※両建て=同一銘柄で買いと売りを同時に持つこと。
    • 例:買い3ロット+売り2ロット=合計5ロットで証拠金を計算
  • 注文方式はFOK(Fill or Kill): 一度に全数量が即時約定できない場合、注文は自動的に取り消されます(部分約定しません)。※約定=注文が成立すること。

留意すべきリスク

ルールに沿って動く商品でも、将来の方向は不確実です。取引前にリスクを理解してください。

主なリスク:

  • レバレッジのリスク: 利益も損失も拡大します。
  • 急変動: LiftTick/DipTickなどは、急な変化がポジションに影響する場合があります。
  • スリッページ: 価格が急に動く局面では、想定した価格と実際の約定価格がずれることがあります。
  • ランダム性: モデルがあっても結果は一定ではなく、想定外の動きが起こり得ます。
  • ポジション管理: 証拠金、保有コスト、銘柄ごとの条件を踏まえた管理が必要です。

VT Marketsアプリでの取引方法

条件を満たす顧客は、VT Marketsアプリからシンセティック指数を取引できます。

1. VT Marketsアプリにログイン

アプリを開き、取引口座にログインします。

2. 取引対象を決める

自分のやり方に合う値動きを選びます。例:

  • CalmPulse:継続的な変動
  • LiftTick:ランダムな上方向の急変
  • DipTick:ランダムな下方向の急変
  • DriftLine:一定幅で刻む動き

3. 銘柄を検索

検索バーに取引したい銘柄名を入力します。

例:「CalmPulse」で検索すると、CalmPulseの銘柄一覧が表示されます。

4. Buy(買い)またはSell(売り)を選ぶ

銘柄画面で現在価格、必要証拠金、取引情報を確認します。

選択:

  • Buy(買い):上昇を想定
  • Sell(売り):下落を想定

発注前に、取引数量と設定を確認します。


よくある質問

シンセティック指数とは何ですか?

シンセティック指数は、アルゴリズムが生成する擬似マーケットで、値動きのタイプを再現するよう設計された商品です。

株式、FX、商品、一般的な株価指数を追うのではなく、数式と確率モデルにより価格が作られます。

なぜシンセティック指数を取引するのですか?

あらかじめ用意された値動き環境に、24時間365日アクセスできるためです。

CalmPulseの継続的な変動、LiftTick/DipTickの急変、DriftLineの一定幅の動きから選べます。

また、経済指標、決算、投資家心理といった外部要因に直接連動しにくく、モデルが作る値動きに基づいて手法を組み立てやすい面があります。

DJ30やNAS100のような指数と何が違いますか?

一般的な指数は、上場株など実在資産のグループを表します。

シンセティック指数は、企業や資産を裏付けに持たず、数式と確率モデルで独立して価格が生成されます。

なぜ24時間365日取引できるのですか?

外部の取引所や開場時間に依存しないためです。

価格はモデルに沿って継続的に生成されるため、週末・祝日も取引できます。

取引条件には何がありますか?

銘柄により異なりますが、主に次の条件があります。

  • レバレッジ:100倍〜7000倍(銘柄ごと)
  • 必要証拠金:最小0.50米ドルから(条件により)
  • 日次のオーバーナイト金利(保有コスト)
  • FOK(Fill or Kill)での注文執行(全数量が即時約定できなければ取り消し)
  • 銘柄ごとの取引数量制限(方向別の上限など)
  • 極端な水準に達した場合の価格リセット(あらかじめ決めた条件で価格が調整される可能性)

発注前に、MetaTrader 5(MT5)またはVT Marketsアプリで最新の商品仕様をご確認ください。

誰がVT Marketsで取引できますか?

シンセティック指数は、アジアおよび中南米の一部地域で、条件を満たす顧客に限り提供されます。

居住国、口座タイプ、適用される規制要件により利用可否が決まります。

VT Marketsで取引できるシンセティック指数は?

VT Marketsは、3カテゴリーで18銘柄を提供しています。

  • CalmPulse:継続的に変動するタイプ
  • LiftTick/DipTick:急変(ジャンプ)が起こり得るタイプ
  • DriftLine:一定幅で刻むタイプ

カテゴリーごとに値動きのモデルが異なります。

オーバーナイト金利(保有コスト)はかかりますか?

かかります。日をまたいで保有するポジションには、日次の資金調達コストが発生します。

コストは年利ベースの計算方法で算出され、銘柄や売買方向で変わります。

両建て時の証拠金はどう計算されますか?

買い(ロング)と売り(ショート)の差し引きではなく、合計数量で計算します。

例:

買い3ロット+売り2ロット=合計5ロットで証拠金を計算

注文の約定方式は?

シンセティック指数はFOK(Fill or Kill)方式です。

即時に全数量が約定できない場合、注文は自動的に取り消されます(部分約定はしません)。

経済ニュースの影響を受けますか?

直接は受けません。シンセティック指数は外部イベントに反応するのではなく、事前設定の価格モデルに従って動きます。

EAやアルゴリズム取引に使えますか?

使えます。シンセティック指数は、EAやアルゴリズム向けに異なる値動き環境を用意できます。例:

  • CalmPulse:ボラティリティ水準の違いで手法の反応を確認
  • LiftTick/DipTick:急変局面でEAがどう反応するかを確認
  • DriftLine:一定幅で刻む環境で、グリッドなどルール型手法を確認
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