EUR/GBPは月曜日、米国とイランの緊張再燃がリスク選好を低下させ、米国の追加制裁を巡る市場の警戒感が強まる中で、3日続落となった。クロスは0.8555~0.8556近辺で推移し、先週高値から約0.3%下落。データ面は比較的材料難で、金曜日の指標は英国・ユーロ圏ともに堅調な活動を示した一方、英国の7月小売売上高は市場予想を下回った。
値動きは過去4週間、0.8530~0.8585のレンジ内にとどまっているが、目先の地合いは弱含み。4時間足では、14期間RSIが40台半ばへ低下基調にあり、MACDはゼロをわずかに下回った。サポートは0.8550が中心で、0.8530(7月24日および8月12日安値)を割り込めば、0.8585でのダブルトップが一段と意識され、メジャードムーブで0.8483方向への下押しが示唆される。上値抵抗は0.8575、次いで0.8585が目処。
Trading Strategies Amid Bearish Momentum
ユーロの対ポンド下落が続く中、デリバティブ取引では、目先の0.8550サポートゾーンに向けた下方向を想定したポジショニングを推奨する。短期テクニカルが弱気に傾き、14期間RSIも40台半ばへ低下していることから、短期のプットオプション買いは機動的な選択肢となる。この戦略は、足元の弱いモメンタムを取り込みつつ、リスクを限定できる。
Yield Differential and Key Levels to Watch
ポンドは相対的に高い利回りが引き続きキャリーニーズを呼び込み、イングランド銀行(BOE)が欧州中央銀行(ECB)に比べて政策金利を高水準に維持している点が支えとなっている。年初来おおむね100~125bpで推移してきたこの金利差は、ボラティリティが低い局面でEUR/GBPの上値を抑えやすい。こうした利回り優位を活かし、アウト・オブ・ザ・マネーのコールオプションを売ってプレミアムを積み上げる戦略が有効となる。
0.8530の重要サポートを割り込む場合、ダブルトップの典型的な形状が確認され、0.8483目標へ急落する展開に備える必要がある。このブレイクを捉える手段として、0.8530直下に弱気のノックアウト・オプション、またはストップエントリーのショートを設定することを提案する。逆に、急反発に備えた無効化水準(損切り目安)は、直近レジスタンスである0.8575近辺に置き、資本の毀損を抑えたい。
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