オーストラリアでは、水曜日に4-6月期賃金価格指数(WPI)、木曜日に7月の労働力調査の発表を控えている。いずれも、豪準備銀行(RBA)の政策金利見通しを大きく変えない内容になるとみられる。賃金は前期比+0.8%と、3四半期連続で同率の伸びが予想される一方、前年比は1-3月期の+3.3%から+3.2%へ小幅に鈍化する見通し。雇用者数は6月の+7.63万人に対し、+1.2万人に減速すると見込まれ、失業率は4.4%と3カ月連続で横ばいが予想されている。
RBA Rate Outlook and Market Pricing
市場の織り込みでは、RBAは追加利上げの余地をなお残すものの、利上げパスが完全に織り込まれているわけではない。RBAのキャッシュレート先物は、年末までに最後の25bp利上げが実施される確率を60%と示しており、実現すれば政策金利は4.60%となる。
Support for the Australian Dollar
それでも豪ドル(AUD)は、良好なキャリー環境に加え、エネルギーやAI・防衛関連セクターに結び付いたコモディティエクスポージャーが追い風となり、下支えを得ている。
今すぐ取引を始めましょう — VT Marketsのリアル口座を開設するにはこちらをクリックしてください。