WTIは火曜日、前日の取引で9%下落した流れを引き継ぎ下げ幅を拡大した。米国とイランの緊張が緩和し、ホルムズ海峡を巡る地政学リスクプレミアムが剥落したためだ。WTI先物は1バレル=77.90ドル近辺で推移し、日中では約4%安となっている。オマーンが「自発的な手数料」を用いた要衝の共同管理案をイランに提示したことも、海上輸送リスクが和らぐとの見方を強めている。
WTIのテクニカル見通し
値動きは、WTIが100日移動平均線(SMA)の88.19ドルを上回って維持できず、その後50日SMAの81.26ドルを割り込んだことで、弱気色が強まった。RSIは短期的に買われ過ぎ圏に入った後、50を下回って低下。一方、MACDはプラス圏を維持しているものの、上昇の勢いは鈍化している。サポートは200日SMA近辺の74.78ドルに位置し、日足終値でこれを下回れば67~65ドルへの意識が再び強まり得る。レジスタンスはまず81.26ドル、次いで88.19ドルおよび90ドルが意識される。WTIは米国産の軽質・低硫黄原油の指標で、米ドル建てで取引される。APIおよびEIAによる在庫統計は価格を動かし得るほか、両統計の数値は通常、約75%のケースで1%以内に収まるとされる。OPECおよびOPECプラスの供給方針も引き続き主要な材料となる。
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