マグニフィセント・セブンETF(MAGS)は、米国の大型テクノロジー/グロース株7銘柄を追随するよう設計されており、同テーマへの集中エクスポージャーを提供する。設定来の値動きは、明確なトレンド局面と修正局面の振れを繰り返しており、中期タイムフレームでエリオット波動を当てはめる対象になり得る。
週足カウントでは、史上最安値からの上昇が2024年12月の58.69ドルで(I)波を完了し、その後(II)波が2025年4月に39ドルまで下落。続く(III)波の上昇は69.14ドルまで伸びてI波を заверш(完了)し、次いでII波が55.09ドルまで押して次の上昇(III波)への布石となった。III波では、((1))波が71.16ドルでピークを付け、2026年3月30日の安値からフラット(横ばい型)修正として((2))波の押し目が見込まれる。日足でも同様の構造で、I波は69.14ドルで天井、II波は55.04ドルで底入れ、III波の((1))波が71.16ドルまで到達した後、現在は((2))波の持ち合いが進行している。
Current Market Correction and Near-Term Strategies
マグニフィセント・セブンETF(MAGS)の足元の構造に基づけば、直近高値71.16ドルは短期的な上昇サイクルの終点と見ている。現在は一時的な押し目、あるいは横ばいの調整局面が進行中だ。この局面はトレンド転換ではなく、次の重要な上昇局面に向けた準備期間と位置付けたい。
この短期的な警戒感は直近の市場データでも裏付けられる。2026年5月の消費者物価指数(CPI)はインフレが横ばいで推移したことを示し、高成長銘柄で利益確定が出やすい地合いとなった。加えて、CBOEボラティリティ指数(VIX)は直近の低水準から18へと上昇しており、今後数週間の不確実性が一定程度織り込まれつつあることを示唆する。この環境は、主要な上昇トレンドが継続する前段階としての調整局面という見方を支持する。
目先は、MAGSの小幅な下落または保ち合い局面で恩恵を受ける戦略を検討している。具体的には短期のプットオプション購入、あるいは直近高値71ドルを上回る行使価格でコールのクレジット・スプレッド(売り)を構築することが考えられる。ETFが修正パターンを完了するまでの一時的な弱含みを収益機会として捉える狙いだ。
Positioning for the Next Major Upswing
もっとも、当社が本命として構えるのは、この押し目の後に想定される「より大きな」上昇局面である。ファンダメンタルズ面では構成企業の見通しは引き続き極めて強く、コンセンサス予想ではAI関連支出を主因として、2026年末までにグループ合計で20%超の売上成長が見込まれている。この成長ドライバーの強さが、次のラリーが大きくなり得ると考える理由だ。
したがって、押し目が底打ちしつつあることを示すテクニカルシグナルを注視し、強気ポジションの構築タイミングを探る。選好する戦略は、2026年後半満期のコールオプション購入、またはアウト・オブ・ザ・マネーのプットのクレジット・スプレッド(売り)でプレミアムを得つつリスクを限定する手法である。テック主導の相場では、短い持ち合いの後に力強く長い上昇が続く例が多く、今回も同様のパターンを想定している。
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