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米ドル安で英ポンド上昇、英経済指標の強さでポンド/ドルのコールオプションに関心高まる

by VT Markets
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May 6, 2026

GBP/USDは水曜日に上昇し、執筆時点で1.3630近辺で推移した。上昇率は前日比0.65%。米国とイランの外交面での進展が伝わり、危機時に買われやすい「安全資産」への需要が弱まったことで、米ドルが広く売られた流れを受けた。

Axiosは、米国とイランの代表者が、現在の衝突を終結させるための「覚書(MoU:合意内容を文書化したものの、条約ほど法的拘束力が強くない場合が多い)」に近づいていると報じた。報道では、イランの核開発計画(核兵器につながる技術開発を含む可能性がある分野)を巡る協議が新たな段階に入ることにも触れた。

リスク選好でドル安

市場全体で「リスク選好(リスク資産を買いやすい心理)」が強まり、世界のエネルギー供給が滞る懸念が和らいだ。米ドル指数(DXY:主要通貨に対する米ドルの強さを示す指数)は0.71%下落して97.80となり、ポンドを含む主要通貨を下支えした。

英国では木曜日にスコットランド議会選挙とウェールズ議会(Senedd)選挙が予定されており、英国資産には警戒感が出やすい。コメルツ銀行は、与党・労働党政権にとって不利な結果となれば、政治リスク(政策変更や政局不安による市場の不確実性)が高まる可能性があるとした。

英国の指標は底堅い。S&Pグローバルの英国サービス業PMI(購買担当者景気指数:企業への調査を基に景況感を数値化。50を上回ると景気拡大を示す)は、4月が52.0から52.7へ上方修正され、3月の50.5からも改善した。S&Pグローバル英国総合PMI(サービス業と製造業を合わせた景況感)も50.3から52.6へ上昇した。

市場はこの後、ADP雇用統計(米民間企業ADPが公表する雇用者数の変化。米雇用統計の先行指標として注目される)を待つ。

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