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FRBとECBの政策決定を控え、EUR/USDは1.1700台を維持 米・イラン緊張の高まりを背景に小幅高

by VT Markets
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Apr 28, 2026

EUR/USDは火曜のアジア時間早朝、1.1725近辺へ小幅に上昇した。もっとも、米国とイランの協議が行き詰まるなか、市場は慎重姿勢を強めており、上値は重くなりやすい。

ブルームバーグによると、イランは「米国が封鎖を解除し、戦争が終結すれば」ホルムズ海峡を再開すると表明した。この提案により、イランの核開発計画(核兵器につながり得る技術や活動を含む)の協議は先送りされる可能性がある。

地政学リスクと安全資産需要

トランプ米大統領はこの提案を受け入れない可能性が高いとみられる。ルビオ米国務長官も、いかなる合意にも核問題が含まれる必要があるとの認識を示した。緊張が続き、ホルムズ海峡(中東のエネルギー輸送の要所)が閉鎖されたままなら、危機時に買われやすい「安全資産」として米ドル需要が強まり、EUR/USDの下押し要因になり得る。

市場は今週の中央銀行の金融政策決定に注目している。米連邦準備制度理事会(FRB、米国の中央銀行に相当)が水曜、欧州中央銀行(ECB、ユーロ圏の中央銀行)が木曜に結果を公表する予定で、投資家は発表前の持ち高調整を進めている。

FRBは4月会合で政策金利を3.50%〜3.75%に据え置くとの見方が大勢で、これで3会合連続の据え置きとなる見通しだ。焦点はパウエルFRB議長の記者会見で、今後の金融政策の方向性を示す手掛かりが注目される。

ECBも、預金金利(銀行がECBに資金を預ける際の金利)を2.0%に据え置くと見込まれている。これは昨年6月以降の水準で、中東情勢を巡る不透明感を背景に慎重姿勢が続く可能性がある。

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