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ドル安一服で金は小幅上昇、米イラン協議への楽観が上値抑制

by VT Markets
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Apr 14, 2026

金(XAU/USD)は火曜日、米国とイランの協議再開への期待が高まる中で米ドルが下落し、上昇した。XAU/USDは1.11%高の4,795ドル近辺で取引されたが、値動きは過去2週間のレンジ内にとどまった。

ドナルド・トランプ氏は、イランが米国に接触し、取引(合意)を望んでいると述べた。週末の協議が進展しなかったことを受け、米国がイランの港湾を狙った海上封鎖(軍が海上交通を制限し補給・輸出入を止める措置)を行った後の発言となる。

報道によれば、停戦(戦闘を一時停止する合意)期限の2週間が切れる前に、今週後半にもパキスタンのイスラマバードで第2回協議が行われる可能性がある。Axiosは、パキスタン、トルコ、エジプトが仲介(当事者間の交渉を取り持つこと)に関与していると伝えた。

イランの核開発計画(核兵器につながり得る技術・施設の保有や拡大)が争点となり、先行き不透明感は強いままだ。米ドル指数(DXY=主要通貨に対するドルの強さを示す指数)は6週間ぶりの低水準に下落した。

原油は直近高値から小幅に低下し、当面のインフレ懸念(物価上昇への警戒)を和らげた。ただ、ホルムズ海峡での混乱は供給を引き締め続けた。シカゴ連銀のオースタン・グールズビー総裁は、インフレ期待(家計や企業が見込む将来の物価上昇率)は概ね安定していると述べた一方、インフレの鈍化がより明確にならなければ、2026年の利下げ(政策金利の引き下げ)が起きにくくなる可能性があると示唆した。

米国の3月生産者物価指数(PPI=企業が出荷段階で受け取る価格の変化で、消費者物価の先行指標になりやすい)は市場予想を下回った。総合PPIは前月比0.5%上昇(予想1.2%)。前月は0.5%で横ばい(0.7%から下方修正)だった。前年比は4.0%(予想4.6%)で、前月の3.4%から加速した。

テクニカル面では、金は50日単純移動平均線(SMA=一定期間の終値の平均で、相場の基調を見る指標)の4,902ドルを下回り、100日SMAの4,694ドルを上回って推移した。RSI(相対力指数=買われ過ぎ・売られ過ぎを示す指標)は50、ADX(平均方向性指数=トレンドの強さを測る指標)は27近辺。上値抵抗線(レジスタンス)は4,902ドル、下値支持線(サポート)は4,694ドル。

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